COLUMN

2025/12/19 11:40

目次


 1. グリーンゴールドとは

 2. 強度は問題ない?抑えておきたい注意点

 3. 似合う人は?パーソナルカラーと普段の服装

 4. 人気の組み合わせ、デザイン

 5. まとめ



1. グリーンゴールドとは

グリーンゴールドとは、金(ゴールド)に銀(シルバー)の2種類のみを混ぜて作られる合金材です

金属アレルギーの元となりやすいニッケルやパラジウムを含まないため、比較的に安心して着けられる素材です。

色は「グリーン」といっても鮮やかな緑ではなく、落ち着いた淡い黄緑〜オリーブのようなトーンが特徴。

派手すぎず上品な印象で、近年では男女問わず人気の結婚指輪素材として注目されています。

肌の色を選ばず自然になじむため、毎日つけやすい色味でありながら「人と少し違う色を選びたい」という方にもぴったりです。



2. 強度は問題ない?抑えておきたい注意点

MOUVのグリーンゴールドには、K10(10金)とK14(14金)、K18(18金)の3種類のご用意がございます。
素材は金と銀を主成分としており、金の割合によって硬さや靭性(しなやかさ)がやや異なります。


3種類いずれも日常使用に適しているため、選ぶときは主に「色の好み」を基準にする方が多い傾向があります。



注意すべき点
は温泉に含まれる硫黄成分が原因で変色する場合があること。(必ず起きる現象ではございません。)

このため、一般的には温泉の入浴時には外すことが推奨されています。

なお、こうした変色は「腐食」とは異なる化学反応であり、強度の低下などは一切起きませんのでご安心ください。


MOUVでは、色味の変化や小傷、歪みなど、指輪に生じるさまざまな経年変化やトラブルについても、

しっかりと修復できる体制が整っております。


万が一、表面に気になる部分が出てきて仕上げ直しが必要な場合には、メンテナンスをご利用いただけます。

MOUVでご対応できる内容は下記の参考に詳しく掲載しておりますので、気になる方はリンク先をご覧ください。


参考:アフターサービス・メンテナンスについて




3. 似合う人は?パーソナルカラーと普段の服装


グリーンゴールドは肌のタイプを問わず、誰にでも似合いやすい万能カラーです

イエローベースの方が身につけると肌に自然に溶け込み、血色をよく見せてくれる効果があります。

一方でブルーベースの方が身につけると、落ち着いたトーンが肌の透明感を引き立ててくれますよ。


服装はナチュラル系・アースカラー系に調和しやすく、カジュアルからフォーマルまであらゆるシーンで自然に溶け込む点も魅力です。



4. 人気の組み合わせ、デザイン


グリーンゴールドは単色でも魅力的ですが、他の素材と組み合わせることで色合いの美しさがより引き立ちます。


特に人気なのは、

 ⚫︎プラチナ×グリーンゴールドのバイカラーリング

 ⚫︎オレンジゴールドとのコンビデザインで華やかなコントラスト

 ⚫︎表面をつや消し仕上げにした上品な風合い

など。


また、グリーンゴールドの一部分に別素材を組み合わせる「部分コンビ」も人気のアレンジのひとつ。



同じ素材でもテクスチャーや組み合わせ次第で人と被らないデザインにすることも。

組み合わせにぴったりな美しい素材のバリエーションは下記からもご覧いただけます。


参考:結婚指輪の素材はどう選ぶ?MOUVで選べる7種類の素材




5. まとめ

グリーンゴールドは、金の温かみと銀の落ち着きをあわせ持つ、やさしい輝きの素材です。

派手すぎず上品なトーンで、男女問わず自然に身につけられる素材として人気が高まっています。


ゴールド系の指輪を検討している方は、ぜひ一度グリーンゴールドの指輪も手に取ってみてください。
その自然で穏やかな色味が、あなたの肌と日常にしっくりと馴染むかもしれません。



参考:グリーンゴールド素材の結婚指輪の制作事例一覧




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監修者:渡部 熊洙(ワタナベ ウンス)

ジュエリーショップを営む両親の影響を受け、2002年より宝石鑑定と彫金を学び、ジュエリー専門学校および武蔵野美術大学を卒業。表参道のウェディングリングブランドで職人としての約8年間経験を重ね、独立。現在はMOUV自由が丘店・吉祥寺店を営んでいます。

これまでに4,000組以上の結婚指輪づくりに携わってきた経験を生かし、指輪選びに役立つ知識や、ジュエリーの奥深い魅力をお伝えしています。